みなさ~ん!バンコクでトゥクトゥクに乗る際には絶対に騙されないでください!詐欺・ぼったくりは今でも存在します。
特に初めてバンコクに来る方、トゥクトゥクに乗り慣れていない方は騙されやすいので要注意です!
残念ながらバンコクで観光客とトゥクトゥクとのトラブルは多いです。SNSを見ても「ぼったくられた」「騙された」「怖い目にあった」なんて投稿されているのをよく目にします。
学生も社会人も春休み、ゴールデンウィーク、夏休みや卒業旅行にタイを訪れる人が多いと思いますが。せっかくの旅の楽しみを嫌な思い出として持ち帰ってもらいたくないですね。
タイでトゥクトゥクのトラブルに遭わないために、知っておいた方が良い点をまとめてみました。知っていれば多くのトラブルは回避できます。
知らないと危険な目に遭ってしまったり、損をしたり悔しい思いをすることになるので、良いカモにならないためにも事前にどんなトラブルが多いのか等情報を得て、相手の出方をを知っておくことが必要です。
相手の手口を知っていればぼったくられたり、詐欺られることはなくなります!
観光に限らずバンコクで初めてトゥクトゥクを利用する方、こんな点に気を付けて!
観光客が多くいる場所にはトゥクトゥクが数多く客待ちをしています。歩いているだけで「トゥクトゥク?」「どこ行くの?」と運転手の方から声をかけてきます。
それに乗るか、他には道を走っている流しのトゥクトゥクを手をあげて止める方法もあります。
- フアランポーン駅
- 王宮・ワットポー・エメラルド寺院周辺
- カオサンロード周辺
- サイアム周辺
- アソーク駅周辺
- ナナ駅・ナナプラザ周辺
- タニヤ・パッポン周辺
- タラートロットファイ・アジアティーク等ナイトバザー周辺等
多くは観光でタイに来ている外国人が足を運ぶ観光スポットです。夜だとお酒を飲んだりエンターテイメントを楽しむことが出来る場所周辺にトゥクトゥクは多く、客待ちをしています。
流しも集まってきます。外国人観光客が集まる場所にトゥクトゥクあり!ですかね。
ただし!こういった所に集まってくるトゥクトゥクドライバーは、ぼったくり価格を提示してくることが多いので特に注意が必要です。ドライバーも強気です。ふっかけてくることがほとんどです。知らないとやられます!
これはタクシーについても同じことが言えます。バンコクのタクシーは乗車拒否は当たり前、メーターを使いたがらず何台交渉しても全然乗れないなんてことは日常茶飯事です。遠いから、渋滞だから、雨だから等様々な自己都合の理由をつけて乗車拒否してきます。運転手の気分次第なんです。
何年も問題視されているのですが一向に改善されていないように思います。
トゥクトゥクに乗る前に必ず料金の交渉を!相場はいくら?
「○○に行きたい」と告げるとドライバーが「100バーツ」「200バーツ」と言った具合に金額を提示してきます。基本的にタクシーに乗るよりもトゥクトゥクに乗る方が同じ場所に行くにしても金額が高くなります。
行き先を告げると明らかに高額な要求をしてくるドライバーも多いです。提示された料金を鵜呑みにせず、まずは告げられた金額の半額を提示して反応をみて、断られたら少しずつ値を上げたりする等のドライバーとの交渉が必要になります。
こちらがあまりにも安い価格を提示しても相手は機嫌を損ねたり逆に怒ってきたりするので注意も必要です。値引き交渉は相手が機嫌を損ねない程度に留めておきましょう。
トゥクトゥクの料金にも一応目安はあります。
大体の目安になりますがこんな感じになっています。
- 徒歩で15分以内の距離:30~50バーツ
- 徒歩で20分以内の距離:50-80バーツ
- 徒歩で30分以内の距離:80~100バーツ
- 更に時間がかかる距離:100バーツ以上
なのですが!これはどちらかと言うとタイ人の料金ですかね。実際には観光客には近距離でも50バーツ、100バーツと言ってくる場合が多いです。200バーツ、250バーツなんて提示も。タイ人料金の約2倍を要求してくる場合が多いでしょうか。
若いイケイケな感じのドライバー、人相の悪いおじさんドライバーとどちらも大体たちが悪い人イメージです。
相場を知らないとこんなものかなとも思っちゃいますよね。
タイ人だったり、タイ人と一緒に乗ったりする場合は観光客料金を強要はしてこないですが。それでも強気なドライバーはとことん強気です。
距離が遠いならタクシーの方が安く行けます。30分も乗っていると疲れてくるのでタクシーの方が良いですかね。
また、日本人からしたら理解できないことなのですが、渋滞してたり雨が降っていたりすると料金が跳ね上がります!ボッタくり料金を提示してくるトゥクトゥクは特に夜にお酒を飲む場所が多く集中しているエリアにいることが目立ちます。
相手の言い値でも明らかに高額なボッタくり価格でない場合には、言い値で乗るのもありだとは思います。半額とは言わなくても相手の提示額よりも少し安く提示したりするとすんなりと決まる場合も多いです。
急いでいるとき、交渉してぐだぐだするのも嫌だし揉めたりするのを回避したいときもありますからね。
断られたら次のトゥクトゥクと交渉すれば良いだけなので、一人のドライバーに固執する必要もありません。数は少なくなったとはいえトゥクトゥクはうじゃうじゃいますので。数撃ちゃ当たります。
距離が遠かったり、料金交渉がうまくいかない場合にはドライバーが乗車拒否をしてきます。
遠い、近い、渋滞、雨等様々な理由をつけて乗車拒否してくる場合が多いのですが、全く気にする必要はありません。タイではよくあることです。
トゥクトゥクの乗車拒否はまだましな方で、タクシーの方が凄まじいですよ!観光客に限らず、タイ人にだって乗車拒否は日常茶飯事の出来事です。10台連続で断られたこともあります・・・
交渉がまとまった場合だって安心できないことも!「○○まで100バーツでOK」と思って安心して乗り、目的地に着いて料金を支払おうと100バーツを渡そうとすると「違う違う!一人100バーツ!」なんてことも起こります!
このトラブルを避けるためには、乗る前に必ず「全員で100バーツ」なのか、「一人100バーツ」なのかをしっかりと確認しておくこと!
「100バーツOKOK」こんな誘いに乗った場合は危険ですよ!「全員で」なのか、「一人」なのかを言っていないですからね。
しっかりと乗る前に確認すれば防げます。この手口もよくあるパターンですので気をつけましょう。
最後に料金を支払う時は単位の大きなお札だとドライバーがお釣りを持っていない可能性も高いので、小銭や20バーツ札を事前に何枚か用意しておくと便利です。
例えば50バーツの支払いで手持ちが100バーツしかない場合、「ドライバーがお釣りがない」って話になり客側が「オッケーオッケー」なんて具合にしぶしぶ100バーツを支払うパターンを狙ってくるドライバーも実際にはいます。
本当にお釣りがない時もあると思いますが、最初からこれが目当ての人も残念ながらいるようです。こういったことにならないように細かい金額のお札がお財布に入っているか確認しておきましょう。
トゥクトゥクに限ったことではないですし、タイに限ったことではありませんが、女性が一人でトゥクトゥクやタクシーを利用するのは例え昼間であっても危険が伴うので避けておいた方が身のためです。
日本とはやはり色々と事情が違いますからね。乗る場合には必ず複数人で。
特に夜間は女性の場合は絶対に一人で利用するのは止めましょう!危険です!タイに慣れてるから私は大丈夫、なんて過信は禁物です。
トゥクトゥクに乗車してからも油断禁物
基本トゥクトゥクはかなりのスピードを出して走行します!シートベルトは無いので掴む部分があるのでそこにしっかりと捕まっておきましょう。カーブは特に要注意、下手すると振り落とされかねないですからね。
本当に普通の道路で「何キロ出してんの!?」ってぐらいのスピードを出します。この点はタクシーも同じですけどね。でもトゥクトゥクドライバーはスピードを出す割合が特に多い様な気がします。
乗車して座席の右側にはネットがかかっています。柵の場合もあります。トゥクトゥクが信号待ちで止まっているときのバイクによるひったくり防止策です。
動いていてもバイクがトゥクトゥクの右側を通るときにもひったくりは行われます。観光客は荷物を座席の右や脚の前に無防備に置きやすく狙われやすいのです。
あまりにもこの被害が多いので数年前から強制的にトゥクトゥクの右側にはこうしたひったくり防止のために網や柵で対策されるようになりました。今は対策していないトゥクトゥクは無いはずです。
右側ががっちりガードされるようになってから狙われるのが左側!左側は対策されていない場合がほとんどなので要注意。左側に座ったら荷物を左の置いたり足の近くに置いていたりすると狙われます!
やられます!貴重品が入っているバッグはしっかりと胸に抱えたり、肩から紐をかけたりして固定して持っておきましょう。
スマホを夢中でいじってるいのも要注意ですよ!一瞬でかっぱらわれます。海外では狙われてますよ。
チップは必要?不要?
ちなみにトゥクトゥクのドライバーの中には料金を支払った後に「チップチップ」とチップを要求してくる人もいます。チップは必要なの?ズバリ!チップは不要です。支払う必要はありません。
「すごく優しい」「親切にしてもらった」「ノリが良かった」等個人的に良い気分にしてもらった時には自分からチップとして渡したり、「お釣りはいらない」と伝えてあげましょう。
親切なドライバーに当たったときはなんかうれしくなるんですよね。そういう時はちょっとした「気持ちを」を感謝の気持ちとともに渡してあげると喜ばれると思います。
こういった特別な場合以外はチップをあげる必要は一切ありません!
タクシーにも共通することですが、トゥクトゥクのドライバーはタイの東北地方イサーンの出身者が多いです。出稼ぎでバンコクに来ている方が多いです。決して裕福ではないドライバーが多いこともトゥクトゥクのイメージがあまり良くないことと関係しているのかもしれません。
ただ、裕福でないからといって観光客を騙したりする行為は決して許されることではありません。これからタイに旅行に行く人、バンコクでトゥクトゥクに乗る予定がある人が悪質なトゥクトゥクドライバーの被害に合わないためにこちらでバンコクでよくある観光客を騙す手口を紹介したいと思います。
トゥクトゥクの客引きは皆積極的な人が多いです。生活がかかっているのでいかに客を乗せるかが重要ですからね。良心的なドライバーもいますが、残念ながら中には料金をボッタくる、嘘をついたり、詐欺行為をしてくるドライバーがいるのも事実です。
お土産話にもなるので、初めてタイを旅行する人はトゥクトゥクに乗ることに興味がある人が多いと思います。世界中を旅してきた経験値が高い人なら問題ないことかもしれませんが、タイに慣れていない人、トゥクトゥクに乗ったことがない人の場合は要注意です!
タイに住んでいてもトゥクトゥクは利用しない日本人の駐在員は多いです。危険だから乗らないようにと言われている場合もあるとか。
悪質ドライバーは、タイに慣れていない人をターゲットに悪徳行為をしてきます。では、トゥクトゥクでよく聞く、よくあるトラブル、悪徳行為とはどんなものなのか?
トゥクトゥク詐欺・騙しのよくある手口
極端に安い値段でOKしてくれるトゥクトゥクは危険?
はい!危険とは言わないまでも何かを企んでいます!
親切で本当に安くしてくれるドライバーもいるかもしませんが、例えば「○○に行きたい」と言うと「20バーツでOK」なんて激安価格で引き受けてくれる人は優しい!なんて思ったら大間違い!ってことも起こります。通常じゃ20バーツなんかじゃ絶対行かない距離もある理由でOKすることもあるのです。
これもずっと続いているトゥクトゥクあるあるなのですが、目的地に行く途中に「オーダーメイドスーツのお店」や「宝石店」に案内されて商品を購入するように進めるパターン。
「良い店を知ってる」「今日が年に一度の大バーゲンの日だ」なんて様々な理由でお店に連れて行こうとします。客が買えばトゥクトゥクドライバーにもバックマージンや燃料代が入る仕組みです。
でなきゃわざわざ激安価格で客を乗せるはずがないですからね。何も買わなくてもドライバーは燃料代がもらえたりするのでそれだけでも喜ぶドライバーもいます。不機嫌になるドライバーもいるようですが。
品物自体や価格は健全なお店もあるようですが、中には陳腐な物を高額で売りつけるパターンも未だに健在。どんな物でも必要なければ購入する必要はありません。
もう一つ観光客を騙す詐欺行為を。これもよくあることですので注意してください。
騙されないで!
街中でスマホやガイドブックを見ている人がターゲットになりやすい傾向。「どこ行くの?」から始まり流暢な英語や日本語で気さくに話しかけてくるトゥクトゥクドライバーや、一見観光案内の人みたいな人には要注意人物が多し!優しい親切なふりをしてドライバーとぐるになって騙してきます。
フアランポーン駅や王宮周辺で多い詐欺
最も被害の多いトゥクトゥク詐欺の手口がこちら!
例えば、観光客の定番観光スポット「王宮」「ワットポー」「ワットアルン(暁の寺)」「ワットプラケオ(エメラルド寺院)」等に行きたい、又はそのエリアでトゥクトゥクに乗ろうと「○○に行きたい」とトゥクトゥクのドライバーに告げた場合。
「今日はワットポーは休みだ」「今の時間はクローズだ」「今日はブッダデーで休み」「お寺の行事で今日は休みは」「この時間はタイ人だけしか入れない」「夕方から入れる」等々様々な理由をつけて「今日は入れない」「今は入れない」ことを強調してきます。
「ブッダセレモニー」があるなんてことを言ってきますかね。勿論全て嘘です!作り話です。お寺に電話する演技をする強者も。しかし知らなきゃこれは騙されてしまいますよね。
そんな風に親切な人を装って近づいてきたドライバーや観光案内風の人は「お寺が入場再開するまでクルージングのツアーに行ったらどうだ?」「知り合いがやってるから安くできるよ」なんて具合に、1500バーツや2000バーツのツアーを案内してきます。
実際はツアーとはとても言えないような内容です。小型のボート?にエンジンが付いたような感じの船?で川をぐるっと1時間程度周遊する感じのしょぼい内容です。断言します!行く価値はありません。とんでもないボッタくり価格です。
厄介なのはこの詐欺を働いてくるのは必ずしもトゥクトゥクのドライバーだけではない点。グルになっている仲間がいるのです。それが例えばスーツの様なちゃんとした格好をしたおじさん。
身分証みたいなのを首からぶら下げていたりと手が込んでいます。観光案内風の人を装っているので観光客には本当に観光業に従事している人の様にも見えてしまいます。
このおじさんもタイに慣れていない観光客に「親切な人」のふりをして近づいてきます。「どこ行くの?」なんて声をかけてくるので絶対に騙されないでください。これもまた要注意人物です!
そもそも、「○○は今日は休み」「今の時間はクローズ」「ブッダデー」等様々な入れない理由は全て嘘です!決して騙されないでください!
せっかくここまで来たんだからと「ラッキーブッダ・ハッピーブッダを見に行った方が良い」と誘ってきて見るためには川を渡る必要がある、そのために1000バーツ、1500バーツ必要なんてボッタくりパターンもあります。
川の対岸に行くのに渡し船を使って行く場合は場所にもよりますが、例えばワットポーからワットアルンに行く場合は3バーツか4バーツ程度です。
実際に「ラッキーブッダ」と呼ばれているスタンディングブッダの像も実際にあるのですが、大金を支払って見に行かなければいけない場所にはありません。
王宮、ワットポー、暁の寺等に行こうとしたときにトゥクトゥクのおっちゃんや観光案内人の様な親切に話しかけてくる誰かわからないタイ人から「川を渡る必要がある」「ボートでいく必要がある」なんて話が出たら要注意です!真っ赤な嘘ですからね!絶対に騙されないでくださいよ。
船に乗ったら川の真ん中で止まられて「3000バーツ払わないと向こう岸まで行かないぞ」なんて脅してくるパターンもあるとか。
ちゃんとした船着き場にはチケットを販売するブースがあるので、そういったところで購入すればボッタくられる心配はありません。
また、「トゥクトゥクで1時間50バーツで観光案内するよ」なんて声をかけてくるパターンも決して信用してはいけません。
怪しいなと思ったら、はっきりと「NO!」「必要ない」の意思を伝えましょう。押しに弱い日本人をターゲットにカモにしてくるのではっきりとした意思表示が必要です。遠慮なんていりません!じゃないとしつこく付きまとわれますよ。
このことに関して新しい情報が。
上記の様な悪徳トゥクトゥクの被害に遭った場合いはタクシーなら車内のライセンスカード等を撮影、トゥクトゥクならナンバーを撮影しタイ観光警察ホットライン「1155」まで通報するように呼びかけています。
今後はこういった詐欺の被害がなくなることを切に願います。が!残念ながらほとぼりが冷めたらまた同じことをするでしょうね・・・
そう簡単には無くならないと思います。実際に2019年現在も未だに王宮周辺にも多く存在しています。早く自分たちがタイやトゥクトゥクのイメージを悪くしていることに気づいてほしいものです。
バンコクのトゥクトゥクのマイナスイメージが強くなることばかりを書いてしまいましたが、当然決して全てのドライバーが悪人と言う訳ではありません。
私は10年前にたまたま乗車したトゥクトゥクのドライバーとは、今でも毎年タイ行けば必ず連絡をして、お土産を渡したりもらったり、食事に行ったり色々と案内してもらったり、家に連れて行ってもらったりする仲です。
この様に親切で優しい人も必ずいます。
親切で優しいトゥクトゥクドライバーにあたると不愉快な思いをしないで済むので、トゥクトゥクも楽しい乗り物になると思います。
バンコクでのトゥクトゥクトラブルは事前に知っていれば防げることが多いので、トゥクトゥクを利用する際にはこのサイトのことを思い出してみてください。「怪しいな」と思ったらきっと何らかの「トゥクトゥクあるある」に当てはまってると思いますよ!
地理的なことは観光客ではわからない点が多く格好の餌食になりやすいわけですが、相手の手口を知っていればトゥクトゥクを怖がる必要はありません!
- 基本ちょっとの距離でも料金は高め
- 乗る前に必ず料金の交渉を!
- チップは不要
- 快適な座席ではないので長距離はつらいよ
- スピード出すし運転が乱暴だよ
- 女性一人では乗らない方が良い
- 残念ながらボッタくってくる人もいるよ
- 詐欺師もいるよ